携帯電話のつながるしくみ

本日の内容


このドキュメントは http://edu.net.c.dendai.ac.jp/ 上で公開されています。

1. アイスブレイク

本講義ではグループワークを行います。 そのため、授業開始時にグループ構築を行います。

手順

  1. 配布する6枚の用紙の中央に氏名を書く。
  2. 毎回講義時に指定される4つの属性について、用紙の四隅に記入する。 強調する属性を色ペンでマークする。

本日の属性

家に固定電話がある 携帯電話は自分で買った
学籍番号 氏名 (番号欄)
携帯電話以外で無線音声通信の経験がある 電話は滅多にしない

手順

  1. 全色が揃うように4から6人で班を作る
  2. 班ごとに着席する。椅子を動かして机を囲むようにする。(使わない机を動かしても良い)
  3. 順番を決める
  4. 作成した6枚の用紙に決まった番号を記入する
  5. 作成した用紙を名刺代わりに互いに交換する
  6. 班内で自己紹介をする。特に、強調した属性に関するエピソードを紹介 する

2. 本日の課題

テーマ:近未来の携帯電話

本日の講義、ワークを元に、 近未来の携帯電話に搭載すべき機能を考案し、各自配布した解答用紙に サービス形態、具体的な方法などの企画書を作成し提出すること。 グループで話し合ったことを参考にして良いので、各自で同じ内容になっても 構わない。 但し、文面が同一の企画書については、ランダムに一枚だけを選んで採点し、他は不合格とするので、文面はオリジナルで考えること。

3. ワーク

グループごとに、付箋紙、蛍光ペン、集約用紙を配ります。

ワーク1

  1. 個人で、現在の携帯電話に追加すべき機能を3個以上考え、 付箋紙などに一つずつ書く。

    例えば「赤色の点滅のランプ」「お昼ゴハンのおすすめメニューの表示」 「居眠り防止機能」など。

  2. 考えた各機能について、以下に関する説明を考える。 必要に応じて、付箋紙に記入しても良い。

    1. 機能の説明
    2. 具体的なメリット
    3. 必要な技術
    4. 費用

ワーク2

グループで、各自順番に以下を行う。

  1. 機能を書いた付箋紙を一枚選び、 中央の集約用紙に貼る。
  2. 選んだ機能について、 どのような機能か、具体的 なメリット、必要な技術、費用などを説明する。

これを2周行う

ワーク3

グループで、各自順番に以下を行う。

  1. 中央の集約用紙に貼られた各機能のうち、自分が提案したもの以外の機能 を一つ選ぶ
  2. その機能について、一つ追加のメリットを考え、説明する。

これを2周行う

ワーク4

時間があれば、以下の自由討論を行う

  1. 新しい機能を考案した場合は、さらに提案を行う
  2. 提案された機能で、さらなるメリットや新しいサービスが考えられるときは 提案する

但し、欠点、実現不可能性、矛盾点などは指摘しない。


坂本直志 <sakamoto@c.dendai.ac.jp>
東京電機大学工学部情報通信工学科