本講義では 2 通のレポートで評価します。 レポートは A4 縦の様式で PDF 形式で作成して下さい。 またプログラムは C 言語で作成しなさい。
解答法として、分割コンパイルによる別ファイルにプログラムを書く方 法と、下記のテストプログラムに関数を追記する方法の二通りがあるが、 どちらでも良い。 プログラムの解説は、自分で作成した関数について行うこと。 こちらで提供したテストプログラムの説明は基本的には不要である。 但し、自分で作成した関数を説明するのに必要な内容には言及すること。 また前問で作成した関数については自由に使用して良い。
問題とテストプログラムの改変は不合格である。 なお、こちらの提供したファイルやMakefile は使用してもしなくても良い。 また、プログラムを結合するためなどのやむを得ない必要な変更(include の代わりにプログラムを埋め込むなど)は許される。
問題の最後に、本課題で必要なヘッダファイル kadai1.h と Makefile を示す。また、 Visual Studio のソリューションを含む圧縮ファイルを置く。 課題で作成する関数は「関数名.c」というファイルに入れられる前提としている。
なお、課題1だけはレポートは締め切り後も提出できます。 同じファイル名で複数のバージョンが存在できます。 締め切り内に採点可能なレポートがある場合は、最も締切に近いものだけを採 点します。 締め切り内に有効なレポートがない場合、最も新しいレポートを遅れレポー トとして減点の上採点します。
kadai1.h には本課題に必要な宣言が含まれている。 まず、 構造体 SHOHIN は次のように定義されている。
typedef struct {
int no;
int shubetsu;
int tanka;
char* name;
} SHOHIN;
no は商品番号、 shubetsu は商品種別コード、 tanka は単価、name は商 品名を意味する。
また、構造体 URIAGE は次のように定義されている。
typedef struct {
int no;
int kosuu;
} URIAGE;
no は商品番号、 kosuu は個数を意味する。
またグローバル変数として、 商品種別コード別の税率が入っている配列 zeiritsu と 商品の配列 master (番兵として最後に no=0 となっている要素が含まれる) が次のように extern されている。
extern double zeiritsu[];
extern SHOHIN master[];
この他、課題で必要な、関数のプロトタイプ宣言が含まれている。 また、kadai1.c には zeiritsu, master の定義が含まれているため、 各問題で作成したプログラムを実行するには kadai1.c を結合する必要があ る。
構造体 SHOHIN の値を受け取り、
その商品種別コードから税率を得る
double getzeiritsu(SHOHIN s)
を getzeiritsu.cというファイルに作成せよ。
これと、下記のテストプログラム, kadai1.h, kadai1.c を結合して実行し、出 力結果を示せ。
#include <stdio.h>
#include "kadai1.h"
int main(void){
SHOHIN* p;
for(p=master;p->no !=0; p++){
printf("%2d:\t%-32s\t%4d円\t%2d%%\n",p->no, p->name, p->tanka,
(int)(getzeiritsu(*p)*100));
}
return 0;
}
1: 水性ボールペン 100円 10% 2: ノート 200円 10% 11: おにぎり 100円 8% 12: サンドイッチ 200円 8%
構造体URIAGEの の値を受け取り、その商品コードを master から検索して
、商品名、個数、税込価格、税率を表示し、税込み購入価格を返す
double printuriage(URIAGE u)
関数を作成せよ。
この関数のファイル名を printuriage.c とする。
これと、下記のテストプログラム, kadai1.h, kadai1.c, getzeiritsu.cを 結合して実行し、出力結果を示せ。
#include <stdio.h>
#include "kadai1.h"
int main(void){
URIAGE list[] = {{1,1},{2,2},{11,3},{12,4},{0}};
double keisan;
double kakaku[]={110,440,324,864};
double epsilon=0.01;
int i;
for(i=0;list[i].no !=0; i++){
keisan= printuriage(list[i])-kakaku[i];
if(keisan>-epsilon && keisan<epsilon){
printf("Ok\n");
}else{
printf("NG\n");
}
}
return 0;
}
水性ボールペン x1 110円 (税率10%) Ok ノート x2 440円 (税率10%) Ok おにぎり x3 324円 (税率8%) Ok サンドイッチ x4 864円 (税率8%) Ok
URIAGE の配列(ただし、最後に商品コード 0の番兵を含む)を受け取り、
それぞれの売上を表示し、最後に合計金額を表示し、合計金額を返す
double printreceipt(URIAGE* u)
関数を作成せよ。
これと、下記のテストプログラム, kadai1.h, kadai1.c, getzeiritsu.c, printuriage.c を 結合して実行し、出力結果を示せ。
#include <stdio.h>
#include "kadai1.h"
int main(void){
URIAGE list[] = {{1,1},{2,2},{11,3},{12,4},{0}};
double epsilon=0.01;
double keisan;
keisan = printreceipt(list)- 1738;
if(keisan> -epsilon && keisan<epsilon){
printf("Ok\n");
}else{
printf("NG\n");
}
zeiritsu[1]=0;
keisan = printreceipt(list)- 1650;
if(keisan>-epsilon && keisan<epsilon){
printf("Ok\n");
}else{
printf("NG\n");
}
return 0;
}
水性ボールペン x1 110円 (税率10%) ノート x2 440円 (税率10%) おにぎり x3 324円 (税率8%) サンドイッチ x4 864円 (税率8%) 合計 1738.00円 Ok 水性ボールペン x1 110円 (税率10%) ノート x2 440円 (税率10%) おにぎり x3 300円 (税率0%) サンドイッチ x4 800円 (税率0%) 合計 1650.00円 Ok
typedef struct {
int no;
int shubetsu;
int tanka;
char* name;
} SHOHIN;
typedef struct {
int no;
int kosuu;
} URIAGE;
extern double zeiritsu[];
extern SHOHIN master[];
double getzeiritsu(SHOHIN s);
double printuriage(URIAGE u);
double printreceipt(URIAGE* u);
#include "kadai1.h"
double zeiritsu[]={0.1,0.08};
SHOHIN master[] = {{1,0,100,"水性ボールペン"},
{2,0,200,"ノート"},
{11,1,100,"おにぎり"},
{12,1,200,"サンドイッチ"},
{0}};
$(CC) -o $@ $^の $(CC) の前には TAB 記号が一つ
だけ入っていることに注意する。これが空白記号に置き換わっていると動作しない。
kadai13.exe: kadai13.o kadai1.o getzeiritsu.o printuriage.o printreceipt.o
$(CC) -o $@ $^
kadai12.exe: kadai12.o kadai1.o getzeiritsu.o printuriage.o
$(CC) -o $@ $^
kadai11.exe: kadai11.o kadai1.o getzeiritsu.o
$(CC) -o $@ $^
kadai11.o: kadai1.h
kadai12.o: kadai1.h
kadai13.o: kadai1.h
kadai1.o: kadai1.h
getzeiritsu.o: kadai1.h
printuriage.o: kadai1.h
printreceipt.o: kadai1.h
下記の操作をしたものをalgo2026.zipとし てダウンロードできます。 ダウンロードしたzipファイルをすべて解凍して、中の sln ファイルをダブ ルクリックすると使用できます。
なお、写したと思われるほど酷似したレポートが複数提出された場合、原著が どれかの調査を行わず、抽選で一通のレポートのみを評価 の対象とし、他は提出済みの不合格レポートとして再提出は課しません。 自分で意図せずに他人にコピーされてしまった場合も同様ですので、レポート の取り扱いについては十分に注意して下さい。